有機薄膜太陽電池の長年のジレンマを解消〜低炭素化社会の実現に向けて、ロスなく発電する技術の開発に成功!〜 (2026.3.23)
・新しく開発した材料(新ポリマー半導体PTNT1-F)によって、電圧損失を抑制して電圧を上げると電流が下がるという問題 (トレードオフ)を打破しました。
・従来の技術に比べ、電圧損失を最大30%下げ、電荷生成率を最大10%上げることを実現しました。
・トレードオフ打破の起源を解明し、さらなる高効率化に向けた指針を提示しました。
広島大学大学院先進理工系科学研究科の尾坂格 教授、三木江翼 助教、駿河翔太 氏(R5年度博士課程前期修了)、京都大学大学院工学研究科の大北英生 教授、理化学研究所の但馬敬介 チームディレクター、中野恭兵 上級研究員、筑波大学物質工学系の石井宏幸 教授、株式会社東レリサーチセンター形態科学研究部室長の稲元伸 博士らの共同研究チームは、有機薄膜太陽電池(OPV)のトレードオフであり、高効率化に向けて重要な課題であった「低電圧損失」と「高効率電荷生成」の両立を実証しました。
筑波大学数理物質系 石井宏幸教授
投稿日:2026年3月23日