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スズを含むペロブスカイト太陽電池:23.6%の世界最高効率を達成―ペロブスカイト薄膜の上下表面構造修飾法を開発― (2022.4.13)

 

 若宮淳志 化学研究所教授、シュアイフェン・フ 同博士課程学生、リチャード・マーディ 同講師、中村智也 同助教、ミンアン・チョン 同助教、山田琢允 同特定助教、半田岳人 元特定助教、金光義彦 同教授、東レリサーチセンターの松田和大 氏、理化学研究所の中野恭兵 博士、但馬敬介 同チームリーダー、および丸本一弘 筑波大学准教授らの共同研究グループは、スズ-鉛混合系ペロブスカイト薄膜の上下を表面修飾する手法(パッシベーション法)を開発しました。

 これにより、電圧のロスを理論限界まで低減することに成功し、スズを含むペロブスカイト太陽電池で世界最高値となる23.6%の光電変換効率を達成しました。

 本研究成果は、2022年4月12日(現地時刻)に国際学術誌「Energy & Environmental Science」にオンライン掲載されました。

 詳細は京都大学のプレスリリースをご覧ください。